「パパ〜、海また来ようね!」
「今、海入ってるじゃん笑」
「だって、楽しいんだもん」

小説よりも、現実はドラマのような事がたくさん起こり、セリフのような素敵な言葉にも出会える。

1つの浮き輪に、もうすぐ4歳の子供と一緒に入って穏やかな波に揺られていた。1歳11か月の娘は、もう一つの浮き輪でママと一緒に揺られて、あまりに気持ちよかったのか寝てしまった。

「来た来た、おっきな波」
「おぉ〜でっかかったねぇ!」

特別な事を語るでもない穏やかな時間、この経験は忘れたくないなぁ…。

眠る時、息子に言った。
「パパはカナ君と海で遊んだのとっても楽しかったから、ずっと忘れないからね。」

「パパ、それ、今日の夢でみよう。海の夢。二人で一つの夢だよ。」

夢のような言葉をもらった、夢心地の私は本当に幸せだ。