古い慣習が邪魔するもの

今、日本ゴルフ界を引っ張る存在と言えば23歳の若き侍。


松山 英樹 選手

石川 遼 選手


この2人なのは言うまでもないですよね。その2人が戦うフィールドは米国PGAツアーです。PGAはプロゴルフアカデミー。日本にもPGAがあります。でも、ツアーを主催するのはJGTO、ナショナルオープンである【日本オープン】を開催するのはJGA。。。あぁ分かりずらい。。。


今回JGAは日本オープンにエントリーしたのに出場しなかったとして、岩田寛選手に2年間の出場停止を科すとのこと。これには心底ガッカリしました。


米国PGAツアーは世界最高峰のツアーです。そこの参加権を得るだけでも日本ツアーで優勝するより難しいと言えるのに・・・。日本の賞金王は、年間3~4勝して1.5億位が平均。米国PGAの昨年の賞金王は1200万ドル=15億稼いでます。なんせ、1勝で1億以上の賞金ですからね。10倍は難しいと思っていいってことです。


松山選手は昨季375万ドル=4億以上稼いでます。日本ツアーで賞金王取った時が2億でしたね。


世界のフィールドで活躍する選手を応援する事で、ゴルフを国民的スポーツにしてのすそ野をどんどん広めていくことがこれから必要だと思う。


日本のナショナルオープンが軽視されるのは良くないけど、こんなくだらない制裁を科すことでどんどん人心が離れていく事が残念でなりません。


「当協会は、我が国のゴルフ界の健全な発展と普及を図り、もって国民体育の向上、社会文化の発展ならびに国際親善に寄与する事を目的とする。」


岩田寛選手に出場停止の制裁を科すことは、上記JGAの目的をも軽視した決定です。これだけは間違いない!!