部屋探しの折り合いについて

とあるアンケートによると、今や賃貸物件探しは、スマホが75%、PCが60%程度だそうだ。不動産会社を訪問したり、店頭掲示で決めるというのは30%にも満たないようである。

 

それはもう、当たり前と言えば当たり前だ。

 

ネットは情報量が多い。home'sなど、とても見やすい!!と、感激してしまう。

 

写真などの画像情報が多く載っているので、おおよそ、部屋の様子は事前に想像ついてしまう。現地を見るのは確認のためという事になる。

 

予算がそもそも低く、コストを抑える事を中心に考えた場合は、ネットで物件を探して手数料を割引いてくれる業者を探す。そのやり方が正しいと思う。

 

仲介会社が出来るサービスというのは、低価格の賃貸においては差が小さい。1件成約して数万円程度の賃貸仲介の場合、何度もご案内に足を運ぶのはコストもかかるので、モチベーションが上がらないというのが業者側の本音だろう。とにかく数を打つ。成約したらそれっきり。それが普通になってしまうのは致し方ない所だと思う。

 

お客様も、コストを抑える事が意識の中心であればそれに対して不満も持たない。それ以上のサービスなど期待をしていないのだから。

 

住まいは、個人の生活に大きな影響を与える。陽が当たるかどうか、風が通るかどうか。段差があるかないか。ちょっとした生活の中の便利・不便、それに自分の好む空気感がその部屋にあるかどうか、家に向かう道すがらの景色にあるかどうか、それだけで充足感が変わってくる。

 

住まいをおろそかに考える人が、それ以外のパフォーマンスが高いというのは稀なケースだろう。何と言っても「帰る場所」なのだ。どんな辛いことがあっても、嬉しいことがあっても最後に「帰る場所」は家なのだから、その人が将来思い出したときにフト微笑みが漏れてしまうような、そんな家を探してあげたい。

不動産屋はコンビニよりも多いそうだが、まさかコンビニ弁当よりも気軽に家を決めるなどという事はあるまい。