褒めるについて

人を褒めること、得意ですか?

 

人のいいところを見る癖がついていますか?

 

 

と、問われると、どうでしょう。

いつも自分の思い通りに行かない事にイライラして

怒りをぶつけることに終始していることって

実は自分で気づかずともやっていませんか?!

 

 

今日、周りの人を褒めましたか?

具体的に、何て言って褒めましたか?

 

 

ちょっと考えてみて下さい・・・・・・・・・・。

 

 

僕は今日、取引先の方が提案して下さったビジネスプラン

が非常にわかりやすかったので

 

 

「本当に明晰で分かりやすい説明ありがとうございました!」

と、言いました。

 

 

先方は、提案するビジネスが一般的には分かりにくく

とっつきにくいという認識でいたので

【わかりやすく】説明するという事を一番心がけて

いたそうで、褒められたことが嬉しかった様子。

 

 

すると、こちらの質問にもさらに明晰な回答を

心がけてくださります。結果、提案内容について私の理解は深まり、

お互いにとてもいいミーティングになりました。

 

 

「なんか一般的じゃないし、よくわからないね」

と、私が感想を述べていたらどうなっていたでしょうか?!

 

 

先方は「あぁ、やっぱり・・・」とがっかりして

コチラに良い提案をしようという考えにはならないし

良い情報を持っていてもその話をしようとは思わないで

サッサと帰ってしまったかもしれませんよね。

 

 

僕は「褒めよう!」と思って褒めたわけではありません。

褒めるのが癖になっているから、勝手に自動的に褒めたんです。

 

 

例えば、子どもに

「~~~しないで!」

「だからダメだって言ったじゃん!」

「何度言ったらわかるの!」

「次やったら怒るよ!」

 

 

な~んて声掛けばっかりしている気がする人いますか?

上記のような声掛けって極に言えば【脅迫】ですよね。

 

 

脅迫されたら、誰だって嫌なのです。腹立つのです。

 

 

でも、褒めてくれれば子どもは嬉しいから

さらにその状態を高めようとします。

 

 

「上手にできるよね♪」

「嫌なことはやらないでね」

「こないだ言った事、聞いててくれたんだね」

「もっと褒めたい!」

 

 

そう声掛けをすれば、子どもは応えてくれますよ。

ここで大事なのは、本気でそう思う事。

 

取り繕った言葉は弱いのです。波動が無い。

 

 

本気で、子どもを褒めたいと思ったら

心の底から褒める気持ちを持たないと。

 

 

それには、トレーニングも必要です。

マイナスの言葉が出そうになった時に、

プラスに転換する練習をしましょう。

 

 

僕も常に、練習を続けています。

今は【全感謝する練習】という本を繰り返し読んで

「練習するぞ!」という意識をたたき込んでいます。

 

 

今までの人生で、練習せずにいきなり出来て

それもかなり高いレベルになったなんてことは

1つも無いのです。

 

 

子育てもしかり。

 

練習することを忘れたら、成長はありません。