変動金利型のリスク①

住宅ローンについてよく質問されるのが

「変動と固定どちらがいいですか？」

という質問です。

これについては、趣味嗜好の違いもありまして明確にどちらが良いということもないのですが、変動金利についてのリスクをもっと認識しておくべきだろうと思っています。

住宅金融支援機構の調査によると56.5％の方が変動金利のローンを選んでいて、さらに増加傾向とのこと。

また、当初5年・10年など一定期間固定で、その後は変動金利の影響を受ける固定期間選択型を選ぶ方と合わせると8割以上となります。

変動金利の金利相場は、だいぶ長い事あがっていません。

その上、今変動で組むと0.5％台などとかなりインパクトのある金利ですので変動金利を選びやすい状況です。

その金利がいつ上がり始めるか？！これを明確に予想することはほぼ不可能です。専門家でも予言するのは大分リスキーですね。ひとつ、明確に言っても良いとすれば「金融緩和を永久に続けるのは不可能」ということですね。それが意味するのは、いつか金利は上がるということです。

絶対にいつか金利は上がる。これをしっかり意識してください。

そのリスクについてはまた明日書きましょう。

今日も、サンキュー。