自由が丘不動産エージェント (株)タシカの名取です。
賃貸の成約数が減り、不動産事業者の倒産数が増えているという記事がありました。
当たり前だと思います。賃貸物件を求める人は「困ってない」人の方が多いですから、大した問題解決が必要ではありません。「これしか物件ないですね」と紹介するだけで決まるような賃貸の営業方法が通用して、お客さんが仲介手数料を払ってくださるなんて仕組みがもう破綻しているんでしょう。
ネットでの集客が勝負!なのではなく、本当に引っ越さなくてはいけない事情がある人にどれだけ寄り添って問題解決をしてあげられるか?!という、業者の社員一人一人の人間力が必要なのではないかと思います。
それぞれの立場にはそれぞれ言い分があるだろうけど、僕は賃貸業者の営業は正直レベル高い人が極端に少ないと実感しているので、別につぶれてもびっくりしないというだけです。
引越だって、結構金がかかります。そうそう引越なんて気軽にできませんからね。
世の中明るく、所得が増え続けて、家族を作るのが当たり前であればステップアップのための引越しがおおかったのでしょうけど、今そんなムードもない。彼女・彼氏は要らない、一人でいたい、とか人生のモチベーションそんなところにしか置けないのか?!という人が増えちゃったのが遠因でしょう。
自分のために頑張るのって限界があります。
人のためだから、人は頑張れるのではないでしょうか?!
こういう記事からも色々感じるものがありますね。
コメントをお書きください