自由が丘不動産エージェント ㈱タシカの名取です。別荘の利用者が今年は早くから増えているとのこと。テレワークで利用するというスタイルもあるようですが、大概は首都圏からの避難意識で行く方たちでしょう。
軽井沢や那須などの別荘地は、使わない時期は管理を委託していて水道なども閉めていることが多いです。
その開栓作業などの依頼数で、おおむねどれだけ使われているかがわかるのでしょう。
管理会社が多角経営している場合、この別荘利用者たちにケータリングを届けるサービスを始めたりという事で商魂たくましく売り上げを作れるようですね。
地方創生と言われても、何したらいいかわからず大して進んでいないという現状の中で一つ光明が見えたと行ったところかもしれません。
でも、別荘が居住用として使われるかどうかはまだまだわかりません。不透明な未来の中で、仕事が多くない地方に移る決断をできる人がどれだけいるでしょうか。テレワークで仕事をすると言っても、一時的なことで、テレワークで全てを賄える人がどれだけいるでしょうか。
新しい生き方として、選択肢の一つになるのはとても良いと思うんですよね。私自身も、地方の別荘などで暮らせたらそれはそれで豊かな生き方だなと妄想膨らませることもあります。その生き方を配信して広告収入を得て…というところまで及んだところでいつも立ち止まります。
「そんなに甘くないよ」「そんなこと生き甲斐に出来ない」
僕自身は、リーマンショックの時に勤めていた会社をリストラされて、転職をしたことがありました。その時転職して勤めた商社での仕事は、極端に言えばですが右から左にモノを流すことが仕事で、個人の想いや力量はあまり重要ではなかったですね。
不動産仲介はモノを流すという感覚はゼロで、個人との付き合い方が全てです。大きな決断を共にしていくという中で、得られる信頼や満足は他には代えがたいものがあります。リアルな不動産を扱っていると、リアルではない課金収入などにイメージが湧かないのです。
やっぱ、大物にはなれそうも無いな(笑)と、自己分析しています。
あれ⁈こんなこと書くつもりだったっけな…。ではまた。
自由が丘不動産エージェント ㈱タシカ 代表取締役 名取確
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