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別荘地復活なるか?!

自由が丘不動産エージェント ㈱タシカの名取です。人との接触を8割減らそう!という事で、テレワークに励んでおります。そんな中、テレワークの恒常化に伴って不動産の価値基準が変わるのではないかと言う話が少し出てきていますね。個人的には別荘地の復活が為されるかどうかは気になります。

別荘の件数は、正確な把握は少ないのだと思いますが、総務省統計局のHPから参照したところ、平成30年で2次的住宅が38.2万軒です。2次的住宅とは以下の2つ。


別荘:週末や休暇時に避暑・避寒・ 保養などの目的で使用される住宅で、ふだんは人が住んでいない住宅

その他:ふだん住んでいる住宅とは別に残業で遅くなったときに寝 泊まりするなど、たまに寝泊まりしている人がいる住宅

おそらく、30万件ほどの別荘があるってことですね。多いような少ないような…。静岡県・長野県が全国トップ2の軒数で、大体5万軒ずつみたいです。

東京の人口が1300万人いて、そのうち0.1%の人が「テレワーク出来るからもう別荘とかで生活したい」と思ったら1.3万軒のニーズが生まれます。静岡県の別荘の空家率が25%だとしたら1.25万軒ですから、東京のニーズ分を拾える計算ですね。

 

何とも全く意味を持たない計算ではありますが、別荘が少し動き出すんじゃないかという気はしてきました。朝起きて、通勤しなくてもいいから直ぐ仕事。思い立ったらすぐゴルフ。きれいな景色のハイキング。そこそこ観光地ならスーパーなども充実。いいなぁ、別荘テレワーク。

 

よく晴れた日に、自宅テレワークしていて、フト思うのは「富士山見に行きたい」「海行きたい」など自然の中に身をおきたいという根源的欲求。自然の中というよりは、雄大なものの代表である富士山・海ってことかもしれませんが。

 

生き方改革で、別荘への注目は増してくるんじゃないかと思う今日この頃です。

 

※写真はレンブラントゴルフ倶楽部からの富士山。