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小型オフィスの需要

自由が丘不動産エージェント ㈱タシカの名取です。コロナ後はオフィスの賃料にかけるお金についてどういう考え方になっていくでしょうね?!それこそ、対面中心だった業態はもとより、創造性の高い仕事をさせようとIT関係の事務所はスタートアップの企業でも、エンジェル投資家が付いていたりするとかなり事務所にお金をかけて就業環境良くしていました。何もかもガラガラポン?!

 

小型オフィスの代表格としては、野村不動産のやっているプレミアムミッドサイズオフィスがあります。

 

ビルの外観もカッコいいですし、設備も最新鋭。だけど、サイズは小さめ。単価は高め。

 

良い事業モデルだなぁと思ってみておりましたし、いつかああいうビルにテナントに入れるようになりたいなぁと思ったこともあります。

 

三菱地所も高いデザイン性と快適性を兼ね備えた『中小型ビル』をシリーズ名称CIRCLES(サークルズ)

として展開すると発表しました。

 

敷地面積100坪前後の土地に、コンパクトオフィスビルを、東京都心部を中心に年間3-5棟前後をシリーズ展開するそうです。

 

100坪前後の土地というのは、最近小規模ビジネスホテル・投資用マンションなどの用地としてもニーズが多い規模なので、きっと担当部署の土地の仕入れは大変だと思いますが、三菱地所が建てるということであれば協力したいという三菱ファンもいそうですね。

 

三菱・野村などという不動産業界のTOPが参画すれば、右へ倣えということで小規模ビルに参入することでしょう。コロナ後の未来でも小規模ビルのニーズはあり続けると良いですね。大規模ビルのニーズはどうなることやら・・・ですが、クリエイティブな仕事や環境づくりなどで建築の力というのは凄く大きなものになりますから、必要であり続けて欲しいとは思います。

 

個人にとってうれしい、シェアオフィスなどはこれからどうなるでしょうね?!

色んなビジネスの前提条件が崩れていく中でも必要とされ続けることをそれぞれが見つけて働いていきたいものですね。

 

自由が丘不動産エージェント ㈱タシカ 代表取締役 名取確