親しらず抜いてきました

お客様に会うことが極端に少なくなり、外に出る時は常にマスクをしている…

そんな時なので、ピンチはチャンスとばかりに親しらずを抜いてきました！というほど、前向きな話ではなく・・・実際のところは、親しらずが真横から生えていたので縦方向の歯との間がどうにも磨くことが出来ず、歯周ポケットが６㎜まで来てしまったので抜歯をすることになったわけです。※レントゲン写真　左下の奥

それにしても、立派な親しらずです。他の歯よりも根がしっかりと太いですしこりゃ抜くの大変です。まず、隣の歯に引っかかって真っ直ぐ抜けないので一部をカットしてから引き出すとのこと。歯をカットする⁈口の中で電動のこぎりがギュイーンと動く想像をして、背筋が少し凍る思い…。実際に、施術体験して、親しらずが抜けるまでのプロセスを少しご紹介しましょう。

準備：ＣＴスキャン

 レントゲンだけではなく、ＣＴスキャンを撮影して神経との位置関係などを確認して施術してもらえます。安心安全のためにＣＴまでやってもらえると安心。

①麻酔注射

「チクッとしますよ」ホントにチクッだけで後は痛くもなんともないのが凄い。ジワジワと口の中の感覚が無くなっていく…。この時間はいつもなんだか不思議な気分。「気分は大丈夫？」と聞いてくれる先生、優しい～。 

②歯を分割

さぁ、いざ施術開始です。どうやっているかわからないけど、ドリルでギュイーンとやっているような？！この時は全く痛くもなんともなく、奥歯だから口を引っ張られているのが辛いだけです。歯科の麻酔技術は凄いですね。よく考えれば口の中で硬い歯を切れるドリルを回してるんだから緊張～！

④いざ抜歯

ハイライトとなる抜歯です。これはかなりグイグイ行きます！痛みはないけど凄い力がかかります。「おぉ、どうやってるんだ？！」ペンチで釘を引き抜くかのようなグイグイ具合。「お、抜けるか？！・・・まだか～・・・お、抜けるか？！」の繰り返しをしているうちに、抜けてることも気づかないうちに「終わりましたよ♪」と。スポッという感覚があるかなと思いきや、全然わかりませんでした。

⑤終了後

少し様子を見た後、痛み止めを飲んで帰宅しました。痛みは辛くなく、自転車で家まで帰りましたが、まだ麻酔がかなり効いていて口の中の右側に全然感覚が無いから、飲み物も飲みにくいです。

私は以前、反対側の親しらずも抜きましたし、歯肉を切って歯周病の治療をしたこともあります。その時、痛みはありましたが痛み止めを飲むだけでコントロールできるレベルでした。いずれの治療も、他に経験した人に話をすると「超痛いよ～覚悟しな」「めちゃくちゃ腫れるよ」とか脅されましたけど、やってみての実感は「そうでもない」です。

歯科業界の人(歯科医、技工士、コンサルタント）などと普段話す機会があるのですが、みんなが言うのは「歯医者はレベルの差が大きい」という事。症例の経験値、個人の技術力(器用さ)、勤勉さ、微妙な力加減をコントロールできる体づくり等、施術してくれる先生が努力している方かどうかはパッと見ではわかりませんね。

私が通っている武蔵小杉の坂本歯科は、幼馴染がやっている歯科なので、彼のプライベートも知っているし勤勉さも知っています。実際それだけで、名医と断言できるわけじゃないと思いますが、僕は彼に今まで３回の外科手術をしてもらって、３回とも非常に予後の状態が楽です。同じ症例の経験者には本当にびっくりされるくらい、痛みがありません。

「私、失敗しませんから」

と、別に彼は言いません。でも、僕の中では間違いなく名医。

天才外科医はドラマになりますが、天才歯科医はドラマにならないだけです。

そんな坂本歯科医院＠武蔵小杉の、ビルの入り口の看板には我が家の家族がモデルになっています。もう数年前だから、子どもがちっちゃい。

通う価値のある歯科医ですので、歯科医選びに悩む方に是非お勧めします！！ちなみに、去年フルリノベーションをして、個室完備＆最新機器です。快適に治療が受けられますよ♪

自由が丘不動産エージェント　㈱タシカ　代表取締役　名取確

坂本歯科医院のＨＰ