自由が丘不動産エージェント㈱タシカの名取です。5Gのサービスが一部で解禁されているようですね。残念ながら私はそこまで最先端の必要性を感じないのでまだ機種変更などもしていませんが、実際にどんな点で便利になるのだろう?(動画を早く落とせるとかそういうの要らないです)便利になるのは良い事だけなのか?!5Gを嫌だと言っている人がいるけどそれは何でなんだ?!には興味があります。
1G~4G進化の歴史
携帯電波の歴史を簡単にまとめると以下の流れとなります。
ちなみに“G”ってなんだろう…調べてみたら「Generation=世代」だそうです。なるほど。簡単な答えでしたが、意識したことはなかった。一つまた勉強です。
1G「アナログ携帯電話時代」・・・通話専用で料金も高く、業務利用が中心だった。国際基準がないため、仕様が各国で異なる。80年代から90年代にかけて利用されていたほぼ通話専用の携帯。この辺はなじみが全く無いです。
2G「デジタル化とデータ通信」・・・インターネットやメールなどが可能になって一気に広がった、いわゆる【iモード】の時代。データ通信なんて単語を使い始めて「もっと早く繋がらないかな」と、ネットの高速化を求めました。
これに応えるコア技術が「CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多元接続)」cdmaOneってありましたよね!なんか懐かしい響きじゃないですか?!
広末涼子、加藤あい、田中麗奈などがCMでて大人気だった時代です。僕らの中高生時代…加藤あい、めっちゃタイプでした。アオハルかよ?!アメリカのドラマ「24」でジャック・バウアーが使っていた着信音を使いたくてモトローラ社の携帯買ってモノマネしながら電話していたのは懐かしい思い出。
あぁ、この時代の写真見てると色々貼りたくなってしまうけど、我慢して3つだけ。。。
2枚目の加藤あいは、本当にドストライクのタイプでした♡すいません、どうでもいい情報で。
3G「初の世界標準」・・・3Gにもなると、もう携帯のある生活が標準でした。国内にしかほぼいなかった個人的にはインパクトがないのですが、当時は手元の1台を持ち歩いて世界中で使うことはできなかった携帯が、ローミング(海外で日本の携帯電話を利用する)可能になったようです。
当時もうサラリーマンで海外行く人などは凄い衝撃があったのでしょうか。この問題解決のために、なんと国際連合の専門機関であるITU(国際電気通信連合)が標準化を進めたというのが凄い!
4G「スマホと高速化」・・・これはもう今ですから、iphoneの時代と言ってもいいのではないでしょうか。SNSの時代かもしれませんね。気づけば当たり前になっているインスタやLINEだって、ここ数年ですよ。時代はどんどんスピード感がUPしています。
3Gよりさらに高速化して、人口カバー率(電波がつながるエリア)も上がり接続しやすくなったとのこと。確かに、電波が繋がらないところがほぼ無くなりましたね。最近ではwi-fi接続が出来るのが当たり前になって来て、自宅やオフィス、電車の中や街中でも大分4Gの電波飛ばさなくてもネット接続できるようになってきました。
いや~2G時代の振り返りは楽しかったです(笑)今のiphoneでジャック・バウアーの着信音に出来ないか調べてみたくなりました。多分このブログ書き終わったらやってしまうでしょう。
5Gの時代で出来るようになること
■高速大容量通信 ■低遅延 ■同時多数接続
この3点が5Gの特徴になります。それによって具体的に何が出来るようになるか整理してみました。
1. 4K/8K動画がスマホからでもスムーズに視聴できる
現行の4Gでは容量の大きな動画はダウンロードに時間がかかり、スムーズな視聴は困難でしたが5Gで高速大容量通信が可能になることで、外出時でも容量の大きな4Kや8Kの動画をスムーズに見られるようになります。
電車の中で、携帯で動画見ている人も増えましたね~。時間の有効活用っちゃ有効活用ですけど、やっぱり本か新聞読めよ~と言いたくなるのは自分がオッサンになった証拠でしょう(笑)でも、絶対に読書量は嘘つかない!!これだけはもう絶対ですよね。
2. リアルタイムでのVR体験が可能になる
リアルタイムでのVR体験には、遅延が少ないことが重要になりますが360度自分の動きに合わせて視界が変わっていくVRでは自分の動きと目の前の映像の間に遅れがあると気分が悪くなる場合があります。これが「VR酔い」と呼ばれる現象です。
5Gなら高速で低遅延な通信によって「VR酔い」を軽減しよりリアルで、実際にその場にいるかのような臨場感を得られるでしょう。
これは不動産業界にとっても、必要なことになりますね。VR内見なんてのを始めている業者さんも仲間に居ます。賃貸を探すのに、何軒も自分で見に行くのは面倒、転勤先で家探しをしたいけど移動が大変…という方などには、うってつけのサービスが展開できそうです。
3. 自由視点でスポーツ中継を視聴できる
5Gの高速で低遅延な通信を使えば、さまざまな角度から撮られた映像を合成し、スタジアムの中に実際にいるかのようなスポーツ観戦ができるそうです。
これはメッチャ楽しみです!大好きなテニスをこれで見たら最高に楽しそう。馴染みのないスポーツでも、この技術が出来たら革命的に変わる・進化する事がありそうですね。
4. 安全な自動運転が可能になる
5Gは遠隔操作による安全な自動運転も可能になります。現在実現している緊急ブレーキシステムやハンドル操作サポートなどが現在では実現されていますが、将来的には運転を全てシステム制御した「完全自動運転車」が実現されると言われています。
人を信じるか、機械を信じるか、どっちの方が同じ作業を確実にできるかと言えば機械に決まっているのですが道路はいつも同じではないし、ゴルフ場のカート道路みたく走るところが限定されていて自動運転というのとは全く違うからしばらくは怖いですよね。
5. 遠隔操作で手術できる
5Gによって可能になるとされている「テレイグジスタンス」という遠隔操作技術です。
リアルタイムで人とロボットが連動して動くため、医療現場で応用すれば遠隔地からの手術も可能になります。
どこにいても医療を受けられるようになれば、地域による医療格差が改善される予定です。
これこそ、本当に大丈夫なのか?!と疑っちゃいますが、やらないよりやった方がいいに決まっている!ってことでしょうね。技術を持っている人がごく一部という事であれば、その技術を遠隔で使えれば便利極まりないという事です。
6. 無人で効率的な農業ができる
5Gは、人手不足の問題が深刻な農業にも恩恵をもたらすことが期待されています。
ドローンや無人農機などを遠隔操作して農場の様子を映像で把握したり、生育状態や気候などの必要な情報を統合したりして効率的に農作業を行う「スマート農業」の実現が、5Gによって実現するでしょう。
これも可能性がありそうですね!農業を楽しく出来るなら、私も地方で農業やって暮らしてみたいですよ。でも、朝4時起きが毎日で、作業に追われる日々だとしたら、やりがいが何のためだかわからなくなりそうなので出来ないだけ。5Gがこういう未来を開いてくれるなら歓迎です。
7. 混雑した場所でも安定した通信ができる
野外フェス会場など、人が密集している場所でスマホがなかなかネットに繋がらない……という経験がある方は多いのではないでしょうか。
これは、4Gの「同時接続数が1平方キロメートルあたり10万デバイスまで」という規格が原因です。これが5Gになると1平方キロメートルあたり100万デバイスまで増えるため、人の密集した場所でも快適にインターネットを利用できます。
これは災害時に助かる機能でしょうね。いつか来ると言われている首都直下地震や南海トラフ巨大地震までには、5Gが確立していて欲しいです。無くならない電池とか、無いかな。閉じ込められて充電できなくても大丈夫という機能があれば、助かる人の数は凄く増える気がしますね。
8. 身の回りのあらゆるモノがインターネットに接続できる
これからはスマホやPCだけでなく、家具や家電といったモノもインターネットに接続されるようになり、あらゆるものから情報を取得できます。
5Gの高速大容量通信と同時接続性を利用して、今、冷蔵庫にある在庫から献立の提案や現在空席がある近くのカフェや、目的地までの空いているルートを入手できる未来がくるかもしれません。
ここまで必要か?!という気がしてきました。便利すぎると人間が劣化しませんかね?!
まぁ前向きに捉えれば、自分だったら出来ない・想像つかない事も提案してもらえて、新しいチャレンジが出来るとか、時間をより有効に活用できるから勉強する時間が増えるとか…そんなに良い感じになれるのか人間は?!自分は便利を当たり前に享受しすぎて考えなくなることが怖いです。
9. スマートシティを実現できる
5Gの活用を期待されている分野の一つとして、スマートシティがあります。
スマートシティとは「都市の抱える諸課題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区」のことです。
スマートシティが実現されれば、たとえば街中の交通情報が一括で管理されて渋滞の解消に繋がったり、エネルギーが効率よく配分されて環境に優しい街になったりするなど、さまざまなメリットが考えられます。
詳しくはこちらを参考にしてください。
スマートシティ構想・5Gから自分が感じたこと
個人的にはTOYOTAが裾野市で計画しているスマートシティにはとっても興味があります。日本TOPの企業が、本気で作るスマートシティは、どの行政がやろうとしている事よりもスピード感があるでしょうし、この成否が今後の街づくりの方向性を占う試金石になるのではないかと思えるからです。
CMでもおなじみ「CESでのスマートシティ発表等」HP
行政は枠組みを作っても、全然実現できませんからね。官が発注しても、作るのは民間です。先ほどのリンク先を見ても計画を文章化してるだけで、全然やる気感じない行政の資料が多くて残念です。未来を変えてやろう!なんてモチベーションを持てる仕組みが公務員の職場にはないんでしょうね。僕らの公務員に対するイメージを変えていく必要があるのではないかとも感じてしまいました。僕らの意識が変わらないと、中で働く人たちも変わらない、就活する人たちに伝わる情報が変わらない。
最近、うちの子に伝えたら子どもたちも納得したようでよく使ってるのが
「人を変えようとしない。自分が変わればいい」
お兄ちゃんと一緒に遊びたいのに遊んでくれない…先に自分が楽しそうに遊んでたら、きっと「一緒にやらせて」ってくるんじゃない?!
コロナに関して、人に色々文句を言うのもそう。スーパーで「ブロッコリーを袋詰めしてないのなんてこのスーパーだけよ!」なんて文句を言っているおばちゃんがいました。本当にその方がいいと思うなら、自分が売り場にあるの全部詰めてあげればいいのに。
そこまでしないなら、本気じゃないって事です。
なので僕は、5Gになっても電車の中では静かに本を読むことにします。
TOYOTAスマートシティには住んでみたいけどね!
自由が丘不動産エージェント ㈱タシカ 代表取締役 名取確
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