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台湾ツアー④

自由が丘不動産エージェント㈱タシカの名取です。いよいよ、台湾ツアーもラストです。いや、2泊3日の短いツアーだったのだから、もっと短い振り返りで良いだろという説もあるのですが、何か自分の思い入れが強かったようで長くなってしまいました。最後は、街の様子など、台湾らしさを感じたものを中心にお届けします。

台湾らしいと感じる光景

食事のあと、普通に街中を歩いていると「こりゃ日本では無いなぁ」というものが見つかります。ファストフード店などがある道沿いに、いきなり露店で売っている際どい下着(笑)こんなの日本にはない?!麻雀牌のお店もありました。もうルール忘れちゃったけど、麻雀はまたやってみたいことの一つ。台湾と言えばマッサージ。高級店から庶民の店まで色々ありました。

 

そして、台湾と言えば夜市ですよね!この夜市は、そんなに大きな方ではないのだけど、家族連れ・若いカップル・観光客、色んな人が夜まで元気に出歩いて遊んだり食事をしたりというのを楽しんでいる。それがどれだけエネルギッシュな事か!!

 

出かけるのに、昔は意味なんて求めてなかったですよね。持て余すエネルギーを発散するのに「ねぇ、ドライブでも行かない?!」と。行き先なんて決まってませんでした。エンジンかけて、ハンドル握って、アクセル踏んで、音楽をかけて、助手席に乗せる人を迎えに行って・・・ブレーキレバー下げて、Dに入れてから「さ、どこ行こうか?!」そして、結局、朝まで何かを探して走り回ってました。

 

あのエネルギーを夜市に感じます。きっとみんな、ヒマナンデス。だから、何をするって、人と繋がる。それがまた新しいエネルギーを作る。良いですねぇ。夜市。夜の街で、きらきら光るお店があって何かと思ったら電飾を売る店。きっと台北の夜は長いんだ。

 

電飾に照らされた、あの娘の顔を思い出す。綺麗だったなぁ…なんて、そんな青春なのかな⁈

朝市もありました。

夜の華やかさとは一転、朝も市場が盛況でした。フルーツを売る店が結構目立った気がします。朝、フルーツでもかじってから仕事行くのか?!健康的だなぁ。まぁその辺はよくわかりません。台湾にもオシャレカフェが一杯あって、モーニングプレートとコーヒーの朝食もあるでしょうしね。世代や仕事によって当然味わっているものは違うでしょう。

 

思いっきりお肉を外でさばいているすぐ横のお店で、おばちゃんたちが「付け爪売り場」に群がっているとか、な~んだか面白い。朝っぱらからなんで付け爪なんだ?!私達には到底わからない、何かがあるんでしょう。ダイエット効果があるとか、台湾の有名なTVショーで取り上げられたとか?!日本でも昔、ダイエットテープとかいうのが流行ったらしいですし、どこまで行っても楽して綺麗になりたいという浅はかな希望は共通…って、別に付け爪はそうじゃないか!

北投温泉街

宿泊地の中山から30分くらいの所に、新北投の温泉街があります。台北緩行のついでに、気楽に行ける温泉地として人気のようです。駅前の雰囲気はどことなく熱海?!のような。駅前からすぐ坂道で、温泉宿もありますし、観光スポットも整備されています。

 

駅前には「新北投車站」があります。昔の駅舎を再現して、中には展示物が一杯。日本の鉄道ファンみたいな方には萌え~でしょうけど、オジサン旅行者的にはここはサクッと見終えて、次の目的地へと歩きます。

 

有名な図書館は台北の私立図書館のようです。2012年にアメリカの「Flavorwire.com」が発表した「世界で最も美しい25の図書館」の一つに選ばれたことがあるようです。外観はなんだか宮崎アニメの船にでもありそうな、独創的かつ、迫力のある建物。太陽光発電や雨水のリサイクルなど、今求められている最先端のSDGsといったところでしょうか。

 

そして、日本の加賀屋が台北に進出しているようですね!これまた現地行かなかったら知り得ない事でした。加賀屋と言えば、日本の温泉宿でもNO.1の満足度などを誇る高級旅館。おもてなしは最高レベルなんでしょうねぇ。でも、僕らが台湾に行ったら、加賀屋である必要はないですね!こんな豪華なところよりも、猥雑とした雰囲気を楽しんだ方が良いです。親孝行旅行にはよいかも?!

 

あと、僕らよりだいぶ上のおじさま方にはたまらない、テレサ・テンの記念館もありました。テレサ・テンって、バブルの頃には物凄く愛されたようですね。「だからお願い そばにおいてね 今はあなたしか 愛せない」か・・・。何か響きますね・・・。

 

他にも温泉博物館、地熱谷公園などがあります。温泉博物館は、北投温泉の歴史が勉強できます。建物も、味がある雰囲気ですのでぐるり一目見て回ると楽しめます。地熱谷温泉は結構な熱気&硫黄の香り!これは凄く強さを感じる温泉ですね。どうやら、ラジウムを多く含むもので日本では湯治場として有名なラジウム温泉である、秋田の玉川温泉と双璧をなすようです!ブルーグリーンの源泉池はフォトスポッとして人気のようです。それにしても、熱気が強く気温も高い気がして…ビール飲まないとやってられない~!!

いよいよ旅も終わりです。

皆で食べた最後のお食事は、安くて美味しいワンタン麺のお店「老虎醤温州大餛飩」です。シンプルな麺でとっても良いですね~。とにかく安い!台湾!そして、非常にシンプルだし味もやさしいのでこれは何度食べても飽きないでしょうねぇ~。他にも汁なしタンタンメンなどもありそう。

さぁ、もう台湾の旅も最後です。MRTから見る景色や、街の中で見る景色、とても刺激的でした。彩りもあまり日本にはないものがあったり、スーパーの売り場は意外と普通だったり、銀行も「土地銀行」なんて僕ら不動産屋はドキッとする名前。選挙が近いようで広告も一杯ありました。選挙に出る方も、日本よりヒーローみたいな感じなんですかね。

 

当然、書ききれないような刺激を一杯受けて、台湾を飛び立ちました。空から見ると、本当に戸建てが無い!!これがあらためて一番びっくりだったかもしれません。また今年、コロナが収束して「ねぇ、台湾行かない?!」なんて話が出来ることを心待ちにしています。

 

去年は忙しくて、飛び立つ前に何も調べられなかったのですが、これだけ楽しめました!改めて仲間に感謝するとともに、次はもっと満喫できると思うとよだれが止まりません(笑)

 

長い事読んでいただいて、ありがとうございました。

 

自由が丘不動産エージェント ㈱タシカ 代表取締役 名取確