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本が読める!

自由が丘不動産エージェント㈱タシカの名取です。コロナウイルスを警戒して電車に乗るのを避けた生活をしていましたが、昨日久々に電車に乗っての移動をしました。電車に乗って本を読めることは幸せです。車運転しながら本は読めませんからね!

電車内での姿

電車の中では、必ず文庫本を読みます。スマホで不要不急の「いいねチェック」をしたり、ゲームをやったりというのは興味がないのです。

 

やってる人はあまり自分を客観視されていないと思いますが、ゲームなどにのめり込んでいる姿はあまり格好の良いものではありません。

 

急ぎの仕事かもしれないけど、公共の場で必死に画面に向かってスマホに向かって文章を打つのも同様です。

 

なぜなら、首が下向いてしまって肩すぼまって猫背になっているのがほとんど。姿勢からして美しくはないからです。

 

自分の見られ方に配慮が出来ないと他人への配慮を忘れがち。電車の中でリュックサックなどを背負ってぶつかってくる手合いは、大概ゲームをやっている・・・なんて決めつけは良くないですが、少なくとも電車の中で「素敵な人だな」と思う人がスマホに興じているのは見たことがありません。

 

本を読むときは猫背にならないように、左手の親指と小指でページを支えて脇を締め方のラインよりも内側に腕を入れたアドレスを取り、顔の高さに本を持ってきます。この脇を締める状態はゴルフのアドレスにも通じるものがあるのですが、猫背になりがちなので空いている車内では少し緩めてもOK(笑)

 

首は絶対下に曲げず、目の正面の高さに本を持って来るのがポイントです。肩こり防止にもなります。

 

手元しか見てないと、世の中が見えなくなってしまいます。一人で電車に乗ったら本を読みましょう。子どもと電車に乗ったら流れる景色を見ながら話をしましょう。一人でも景色を眺めるのもおススメです。

 

いきなり精神論みたいになってしまいましたが、本を読むことが人生においてマイナスになると言える人はいないでしょう。うちの子は出版社勤めだった祖父母の血が強いのか、やたら本を読みます。それを友人に話すと「いいなぁ。。。うちはゲームばっかだよ」とか言われがち。「将来、楽しみだね」「本は間違いない!」と肯定されまくり。

 

きっと本を読んで、空想の旅に出たり、他では得難い知識を得たり、孤独と向き合ったりetc

 

様々な経験をしてきて、今、社会の荒波と向き合っているからそういう反応になるんだろうなぁと。本はスマホよりもめくるのに手間が少しかかります。ほんのちょっとなんだけど、やっぱりあのめくるという行為が「本当に今次のページ行くか?まだ理解しきってなくない?!」と自分を諫めたりしますよね。指一本でスイッと流す情報と、色んな筋肉を使ってめくる1ページではやはり人間の感性に響く量が違うって事でしょう。

 

さて、そんな昨日からの久々読書タイムは、浅田次郎「蒼穹の昴」からスタートです。汝は必ずやあまねく天下の財宝を手中に収むるであろう-ーという老占い師の予言を信じ、それぞれの志を信じて歩む宿命の覇道。これを読むと、世界の覇権を…とは思わないけど、自分の小さな努力を少し恥じ、「もうちょっとやろう」というエネルギーをもらう事が出来ます。必見の名作です!!

 

自由が丘不動産エージェント㈱タシカ 代表取締役 名取確