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ビルトインガレージ

自由が丘不動産エージェント㈱タシカの名取です。このところ成約頂いたお客様が建てる家が、ビルトインガレージ付きのが連続しているのでそのメリットデメリットを纏めてみました。憧れますよね、ビルトインガレージ…どちらかというと男の夢です。

容積を上に移す発想

ビルトインガレージ(ガレージハウス)とは、家と一体化しているガレージのことです。

 

 

成約したお客様が建てる素晴らしい邸宅が、2台の車を入れられるガレージを作る計画でして、非常に閑静が楽しみ!というわけでそのメリットデメリットについて纏めてみようと思います。

 

 

【ビルトインガレージのメリット】

 

・車を雨や風などから守り管理できる

・家の中から車を眺める趣味の場所を演出

・アウトドア用品などを仕舞える収納として利用可能

・育児、介護など車を降りてからの動線が短く済む

・雨でも濡れずに人・荷物の出入りが可能

 

私が最近怖いなぁと思っているのは“雹”です。ゲリラ豪雨でガンガン雹が降る可能性がありますし、台風など風が強い時に何か飛んでくるのも怖いですし、車を囲めるスペースが作れたら嬉しいですね♪

 

【ビルトインガレージのデメリット】

 

・当然ながら費用が掛かる!

1階部分をガレージが大きく占める

・排気ガスがガレージの奥にこもる可能性がある

・音や振動が家に伝わりやすい可能性がある

・所有する車の台数が増えても対応できない

 

まぁ、これは解決できる問題ばかりです。換気は確かに気になります。掃除のしやすさとか、大事ですよね。暗いと汚れもたまりやすいですし、明るくすることも大事ですね。

 

【ビルトインガレージの固定資産税】 

家全体の延床面積の1/5までのビルトインガレージであれば容積率に含まれないため、広さに気をつければ固定資産税の節約も可能です。

 

ただし、電動シャッターなどの高級な設備が付いている場合には課税対象となる場合があります。固定資産税の対象については各行政区域によって異なるため、事前に確認するようにしましょう。

容積を上に持って行く発想

写真の3階建て建物のように、1階をピロティガレージを設置すると、1階部分の面積は小さくなりますがその分の面積を3階に持って行くことが出来ます。

 

3階なら、陽当りも風通しも良く、敷地面積が郊外や地方ほど大きくなく隣接地との距離も限られている首都圏での計画では非常に有効なプランが出来るようになります。

 

最近は3階リビングの家も何軒か拝見しました。土地が70㎡ちょっとでも、建ぺい容積が60/160以上使えるなら、1階:25㎡ 2階:37㎡ 3階:37㎡で合計約100㎡の家が作れます。

 

意外と、ガレージも身近になるかもしれませんね。当然ながら、躯体が強い家じゃないとガレージなんて怖くて作れません。

 

3階建てヘーベルハウスは重量鉄骨での建築です。大開口を作れる強い躯体でより良い間取りを作れる魅力があるので、敷地に限りがある方ほどヘーベルが活きます!!

 

自由が丘不動産エージェント㈱タシカ 代表取締役 名取確