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山椒の実を買ってみた

自由が丘不動産エージェント㈱タシカの名取です。物件調査で那須塩原の方に行きました。東北自動車道矢板ICより下道を30分ほど走って到着する場所。綺麗な緑は一杯でしたが、物件を活かすのは大変難しそうでした。地方に行ったら、道の駅!地元の農産物が並ぶ直売所はとっても楽しい♪今回は初めて山椒の実を買ってみました!

香りに惹かれて

調味料で何が好きか聞かれたら、私は山椒と答えます。山椒は、香りがたまらない♡

 

鰻を食べる時にかける山椒はこれ以上ない相性です。鰻が美味い店=山椒が美味い。

 

これでもか!と、一杯かけても主役の味を損ねないあの奥ゆかしさ。さらに主役を引き立てる爽やかな香りと痺れ。たまりません。

 

ちりめん山椒さえあれば、ご飯何杯でも食べられます。炊き立ての新米とちりめん山椒のセットもはや国宝に認定で良い。

 

行きつけの大好きな中華料理屋でも、ここでしか食べられない料理の味付けは山椒がキーポイント!あぁ、あの料理食べればコロナなんて簡単にぶっ飛ばせるのに♡

 

思い出すだけで涎が出そう。そんな山椒ですが、自分でその実を買ったのは生まれて初めてです。

 

地方の道の駅に行ったら、何が楽しみって野菜コーナー。その地方の名産品も楽しいのですが、その原料となっている野菜や、信じられないサイズの野菜が一杯あります。ゴルフ帰りのお土産も近くに道の駅があれば、野菜買って帰ると家族も喜んでくれますからね。

 

栃木県矢板市の「道の駅 やいた」にも、旬鮮野菜がたくさん並んでいました。信じられないくらい、つやつやのキャベツ・一本一本が太いニラ・葉っぱのデカいサラダ菜の詰め合わせ等、ルンルンしながら買い物かごに入れて回っていると最後に出逢ったのがこの山椒の実でした。

 

小さい袋にある価格は\200。これが安いのかどうかも分からない。なんせ信じられないくらいデカくてツヤツヤのキャベツも\200。山椒の実を買っても、どうやって使えるかもわからないし…でも爽やかな香りを少し嗅いでみたらこれはもう連れて帰らずにはいられませんでした。

山椒の実の処し方

山椒の実は、一つの枝からたくさん出ています。これを一つ一つ外して粒の状態にする必要があります。

 

ちっちゃい実を壊さないように、指で一つ一つ外していきます。

 

この時点で部屋の中は山椒の爽やかな香りで一杯です。家族からは「クサ~ッ」と言われますがそこは彼らがまだ山椒の痺れや奥ゆかしさを理解していないのだから仕方ないとスルーします(笑)

 

実の外し方、こういうところは性格が出ますね。私はやりだすと結構凝り性なので、一粒一粒かなり綺麗に外して、ちょっと切れちゃった枝の部分なども細かく落としていきます。そのためなんだかんだこの1袋の実を外すのに1時間以上かかりました。

 

これをどうやって機械化するのか?!実は機械化なんてしていなくて、産地ではこれを外すパートのおばちゃんなどがいて、休憩中に地元の米で作った餅でも焼きながら頑張ってるのかなぁ?!なんて想像を膨らませながら、黙々と粒を外していると、何か少し癒される感じが…。

 

たまにこういう単純作業に身を投じるのも良いもんです。

湯がいてアク抜きして冷凍します

こういう料理なども、クックパッド先生をチェックすると色々出てきます。

 

載ってる事例によって湯がく時間も違うし、水であく抜きする時間も違う。

 

何が正解かは結局自分の感性ですね。

 

バラバラにした実を水にさらして、汚れを落とします。なんだかんだ、結構汚れはついているものです。

 

ここで汚れが落ちてさらに青々とした実を見るとテンションあがりますよ!

 

本当は最初に湯がいてから身を外すというレシピも多かったのですが、僕は直感的に最初に外す方を選びました。鍋に入れてこの粒が青々とした様子になるのを見たかったからというのもあります。台湾で飲んだグリンピースのスープみたいなこのビジュアルが見たかったんです!(笑)

 

5分ほど塩ゆでしてから、冷水に入れてアク抜き。途中30分くらいで味見するとまだ若干だけ渋みがあったので1時間ほど水に浸して完了としました。バットに開けて乾かしてから、ジップロックに入れて冷凍して完了です。

 

さて、これで山椒の実の仕込みは出来ました。生まれて初めての経験♪今度料理に使ってみるのが楽しみです。新しい事にはチャレンジしてみるべきですね♪

 

自由が丘不動産エージェント㈱タシカ 代表取締役 名取確