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買付!1番手!?

自由が丘不動産エージェント㈱タシカの名取です。週末には物件をご案内して、気に入って頂いた場合は買付を入れて頂くのですが、このところ競合しまくりです。。。「買いたい物件は早くしないと取られちゃいます!」と、営業マンが言うと煽っているように聞こえると思うのですが、今、市場は実際に競争なのでこればっかりは仕方ないですね。

買える準備!!

先週末、買い付けを入れて頂けた物件が3件ありましたがそのすべてで競合アリ。

 

1件は2番手でしたが、1番手がローン厳しく指値もあったところを、ローンを通して満額で入れたのでどうやら逆転サヨナラホームランを打てたようで、週末に契約設定出来ました。

 

もう一件は残念ながら2番手だったので同条件にて敢え無く敗退。

 

もう一件は1番手ではあるものの、ローン審査がこれからで契約まで辿り着けるかはこれからがスピード勝負です!!

 

買付がこれだけ競合するというのは、よくある話です。今に始まったことではないのですが「いい土地」はそんなにたくさんあるわけじゃないのです。

 

売る人は自分の土地は「いい土地」だと信じているし、業者の査定はお客さんから仕事を取るための査定なので総じて高め。なので、「いい土地」と「たいして良くない土地」が同じエリアであれば同じような価格で出ています。そして買主様はこれから人生をかけてローンを返すのですから土地選びは真剣です。結果、いい土地はすぐ売れて大して良くない土地はずっと売れ残るのです。

 

誰が見てもいい土地は、2週間あれば売れています。

 

本気で土地が買いたいと思ったら「すぐに買える準備」をしなくては勝てません。

 

買える準備の方法

注文住宅を買うためには、以下のような流れで進めるべきです。

 

①住宅メーカー選定

②建物プラン・見積

③総額予算決め

④住宅ローン事前審査

⑤土地見学

 

ヤバい、自分のやり方違ってる!という方はまずご相談ください。この流れについては、もっと細かくご説明する必要がありそうです。

 

とにかく、土地を先に買ってからメーカーを決めるというのは現実的ではありません。土地代を自己資金で買えるならまだしも、土地を先行して買う=土地のローンは始まります。そういった融資に対応してくれる金融機関を先に自分で当たっておく必要があるので手間もかかります。

 

メーカーを決めれば、基本はメーカーの担当者がすべて動いてくれます。ミスもなく、提携ローンなど条件が良いローンもたくさんあるのでまずは住宅メーカーを決める事が大事です。

 

 

戸建の注目度UP

このところ、週末の住宅展示場はかなり混雑しています。新築の建売もかなり売れているという噂。明らかに、マンションよりも戸建ての方にお客様の志向が変化しているように感じています。

 

コロナ禍で、マンション住まいに嫌気をさしたファミリー層が動いている様子です。

 

マンションでは結局、よっぽど大規模マンションでない限り敷地内で遊ぶことも出来ず、キッズルーム等も閉鎖され、何のための共用部なんだかわからず…エレベーター乗るのも気が引ける等、かなり閉塞感を感じて家の中で「あつ森」するしかなかったという話を聞きます。

 

 

戸建であれば、庭で運動したり、家の前の道路で遊べたり、気軽に外に出られる環境があります。「気軽に」というのが大事なんですよね。

 

人の気持ちの変化もあるのか、位置指定道路に接道していて住んでいる人の車以外通らないような立地が好まれています。普通は接道幅が広めで6m程度ある公道沿いの土地が評価が高いのですが、そういう接道では安心して遊べるところは限られます。

 

結局、家を買うのは賃貸と比べて得だからとか、今の家が狭いからとかじゃなくて、どういう生き方をしたいかがとっても大事なんです。そこに暮らして、どういうシーンを実現するのか妄想力の強い人が買える人になります。

 

自由が丘不動産エージェント㈱タシカ 代表取締役 名取確