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入院10日目~正月2日目みたい~

自由が丘不動産エージェント(株)タシカの名取です。よっしゃ!朝だ。と思って起きたらまだ4時でした(笑)なんであんなに朝を確信して起きたんでしょ?!

ついに二桁

まさか10日目に突入することになるとは…。自分の人生の辞書にはなかった事が現実に起きてるので、驚きです。

でも、起きてしまったら受け入れるしかない。現状打破して、更なる健康向上を目指します!

何事もそうですね。やってみて修正して、新しいことを取り入れて。自分に合うスタイルにカスタマイズしていく。

体で覚えたものしか身にならんという事です。

今回の辛さは本当に堪えました。炎症度をしめす数値が0.3以内が通常のところ、最大22超まで上昇。先生もこりゃダメだと思うくらいの状態の時…思い出すだにおぞましい痛みの記憶があります。

あの時は何もかも辛かった。とても前を向けませんでした。痛み止め&解熱剤が頼りの苦しい時間。

それに比べたら今は天国です。でもまだ炎症数値は4(昨日時点)。通常の10倍以上の数字。

治って普通の生活が出来たら、毎日が本当にパラダイスに思えるに違いない!!

早く体を戻さないと!と、今日は病棟内で1時間の散歩。20ydの廊下の往復をひたすら。フェアウェイ歩いてる気持ちで歩きました。

はぁ、景色が見たい。

正月2日目みたいな

夜ご飯から、塊のないお粥の重湯から、三分粥になりまして大分ご飯の塊が見えてきました。

それより何より、おかずが!!固形!!

今日のメニューは帆立豆腐・シーチキンとほうれん草の和え物でした。これは、昨日の“久しぶりの食事”よりも感動しましたよ。

固形だし、よく噛んで食べてくださいね。と看護師さんからも一言あったのですが、その噛むという事が久しぶり。

一口食べて、噛む。旨味が広がる。
噛む。海の風味と野菜の甘さがある。

病院食ですが、例えるなら法事の後などで出てくるちょっと良いお店の松花堂弁当食べてるくらいの高級感を感じます。高級感…ちょっと違うな。

ちゃんとした材料で、ちゃんとした出汁使って作った丁寧な料理の味っていうか。僕ら病人が身体を作り直すのにぴったりの料理って感じです。

とっても美味しく、頂きました。完食!!よもや、味の素だらけって事は無いと思います。
シャワーも浴びさせて頂き、美味しいご飯を頂き、家族が会いに来てくれて、まるでこりゃ正月2日目のようです。

なんか幸福感に満たされて寝れそうですが、現実、ここは古い病院の一室。

手術明けの2人が同室。かたやイビキおじさん、かたや人工肛門おじさん、静寂の中という訳にはいきません。

他にも同フロアに当然他の患者さんがいます。

人それぞれ様々なものを抱えつつ、不安の中で眠るのがココの現実。私も同じです。

ただ、昨日今日は何だか急な進展があって良い気分になってますが油断せず、しっかり療養しようと思います。

自由が丘不動産エージェント(株)タシカ
代表取締役 名取 確